主婦もよろこぶ豆腐パックの出現

2022年3月11日 オフ 投稿者: admin

昔からおにぎりなどによく使われていた「経木(きょうぎ)」と呼ばれる木の薄い皮を使った包装はよく知られていますが、豆腐のような水分を多く含んだ食材には使えませんでした。ではどうしていたかといえば、豆腐屋さんになべ持参で買いに行ったり、ビニールの袋に様変わりしていましたが、それでも潰れないよう気を使うなど流通に適した包装とは言い難いものでした。このような包装には手を焼いていた豆腐が、プラスチック容器の登場でスーパーなどに並ぶようになり、日本人の食卓に欠かせない貴重な食材がいつでも好きなだけ購入できるようになっていきました。ただ、登場しはじめの包装は開けるのに苦労するなど多少難があったのも事実です。それが時代とともに改良が加えられた結果できた今の「豆腐パック」で、これによって日本人に馴染みの食材が一層身近に感じられるようになってきています。